未経験者向けホスト求人情報ガイド:失敗しないお店選びのための徹底チェックリスト

ホスト求人情報の基礎知識 ホスト求人について

未経験者の方がホストの求人情報を見てお店選びをする際に特に重要な点をまとめました。求人情報には夢のような言葉が並びますが、重要なのは「本当の働きやすさ」と「成長できる環境」です。

最も重要!給与システム(報酬体系)を徹底理解する

ホストクラブの給与は、一般的なアルバイトとは仕組みが大きく異なります。求人情報に記載された金額だけではなく、その「中身」を理解することがカギです。

基本給・保証給

多くの店が未経験者向けに「日給保証(売上0円でも支給)」を設けていますが、これこそが最初の落とし穴になる可能性を秘めています。

保証期間の長さと終了条件

保証給が一般的なアルバイトの給与と大きく異なるのは原則的に支給がいつか終了する点です。

新人期間が過ぎたら終了

多くのホストクラブでは新人期間を設けていて、この期間を過ぎると保証給の支給が終了する可能性が高くなります。新人期間はおおよそ入店してから3ヶ月~6ヵ月(半年)です。

求人情報で3カ月日給10,000円などの記載があった場合、3カ月後には保証給が全くなくなるか、減額されることになります。給与に期間が含まれている場合は要注意です。

売上が増えると終了

指名してくれるお客様が増え、順調に売上が増えてくると給与システムを保証給から歩合給に変更するホストクラブが多いです。切替わる売上額の目安はおおよそ50万からです。

終了しないのは永久保証と固定給

例外として、働いている間はずっと支給されるのが永久保証給です。これはお店をクビにならない限りは何年でも貰えます。ただし、売上が増えて歩合給に移行した場合は無くなることがあります。

その他、大阪を中心に全国展開しているBCグループのように固定給のシステムを採用しているお店もあります。このシステムでは歩合給に移行しても固定給は別途支給されます。

金額だけでなく、就業時間の長さもチェック

保証給を時給で記載しているホストクラブは少なく、ほとんどが日給での記載です。そしてホストクラブ各店の就業時間は結構違います(4~7時間)。

そのため、単に日給額だけを見て良し悪しを決めるのはもったいないです。就業時間が記載されている求人情報であれば、それを踏まえたうえで日給額が高いかどうか判断しましょう。

売上歩合(バック)のシステム:頑張りが報われる仕組み

ホストの収入の柱となるのが売上歩合(バック)です。このシステムがお店の「稼ぎやすさ」を決定します。

小計バックの割合

お客様が支払う料金の「小計」(税抜き・サービス料抜き)に対して、何パーセントがホストの給与になるかを確認しましょう。この割合が高いほど、頑張りがダイレクトに収入に反映されます。(例:50%バックなど)

総売(総計)バックの割合

上記の小計に税・サービス料を足した、お客様が最終的に支払った金額のことを総売(総計)と呼びます。この金額に対して歩合率をかけて計算するのが総売(総計)バックです。

計算の基となる金額が小計に比べて多いので、同じパーセントの場合はこちらの方がホストの給与が多くなります。

例:売上100万、サービス料30%、歩合率50%の場合

小計バック:100万×50%=50万

総売(総計)バック:100万+30%×50%=65万

各種ボーナスバックの有無

指名料バック、ドリンクバック、同伴(店外で合流して来店)バック、アフター(閉店後にお客様と過ごす)バックなど、細かなバックの種類がどれだけあるかチェックしましょう。一つ一つで得られる給与は小さいかもしれませんが、これらの積み重ねが大きな差になります。

求人情報に書かれていなくても実際にはある、と言うこともありますが、ちゃんと書いてあるお店の方が信用できます。

控除されるもの(天引き)の詳細

一般的なサラリーマンと同様にホストの給与も「総支給額」と「手取り額」には大きな差が出ます。控除項目は徹底的にチェックしましょう。

必須控除

源泉徴収(税金)社会保険料(加入条件を満たしている場合)は法的に引かれます。

お店独自の控除項目

寮費、ヘアメイク代、スーツのレンタル代(クリーニング代)、名刺代、宣材写真代、雑費(ロッカー代など)などが引かれる可能性があります。求人情報で言及していることはほとんどありませんので面接時にどこまで自己負担になるかを確認しましょう。

特に、宣材写真代や名刺代は入店時こと無料であることが多いですが、その後は普通に請求されるため、「いつから引かれるのか」を明確にすることが重要です。

待遇と未経験者サポート体制を評価する

未経験者へのサポート体制は、お店が「人を育てる」ことにどれだけ力を入れているかを示すバロメーターです。

寮の有無と費用の明確化

他府県から引っ越してくる人はもちろんのこと、賃貸物件を借りるには手持ちが少ない人にもありがたいのが寮ですが、ちゃんと確認しておかないとあとから思わぬ出費が発生することも。

寮費の無料期間と初期費用

寮を利用する場合、寮費を支払う必要があります。寮費無料期間を設けているホストクラブがありますが、その期間がいつまでなのか確認しておきましょう。ほとんどが初月のみで、期間が長い場合でも3カ月ほどまでです。

また、敷金・礼金などの初期費用をお店が負担してくれるのかも重要です。

即入居と設備

「即入寮可能」であるか。また、家具家電が揃っている「カバン一つでOK」な環境であれば、引っ越し費用が抑えられます。

お店からの距離や周辺環境も、求人情報に書かれていないかチェックしましょう。

教育・研修制度の詳細

「未経験者歓迎」という言葉だけで安心せず、具体的な教育内容を聞きましょう。

マニュアルとマンツーマン指導

名刺交換、席での会話術、テーブルマナー、シャンパンコールの流れなど、具体的なマニュアルがあるか。求人情報でその内容までは確認できませんが、マニュアルの存在について言及しているかはチェックできます。

教育担当の先輩ホスト(エスコート)がつく「マンツーマン指導」制度があるか。これは、未経験者が早期に仕事を覚えるために非常に効果的です。先輩ホストは実力者であればあるほど良く、ホストとして成功できる可能性が高まります。

教育実績

マニュアルや実践教育でどれだけの新人ホストが実績を残せたのかについて言及されているかをチェックしましょう。未経験者の売上100万円到達率や1000万プレイヤーの輩出率など。

勤務環境と安全面の確認

就業時間

就業時間がはっきりしているお店を選びましょう。曖昧な表現である「オープン~ラスト」などは思っていた以上に就業時間が長くなる可能性があります。とは言え、法律上の制約があるので夜の営業時間は25時を超えることはありません(後片付けなどがあると退勤時間はもう少し遅くなる)。

定休日

定休日の多い・少ないは自分の都合に合わせて選びましょう。最初からフルタイムで毎日働くのは大変だと考えている人は完全週休2日制のホストクラブを選びましょう。ガンガン働いて早く一人前のホストになって稼ぎたい人は週休1日のお店に。

最低出勤日

シフト制のアルバイト勤務で働きたい人は週何回出勤が最低条件か確認しましょう。週1日の出勤でOKのお店もありますが、選択肢は狭くなります。だいたい週3~4日出勤できれば他の条件と合わせても希望するお店が見つかりやすくなります。

終電帰り可や送りの有無

電車でお店まで通っているホストの場合、終電を逃すのは致命的です。ホストクラブの営業時間は25時まで可能なので終電より遅いです。電車の利用を考えている人はちょっと早めに帰れるかをチェックしておきましょう。

郊外にあるホストクラブの場合、終電の時間が早い・駅まで遠いなど早上がりがしにくい状況が考えられます。そういったお店では自宅近辺までの「送り」をしてくれる場合があります。歌舞伎町・大阪ミナミ・名古屋などの都市部のホストクラブではほとんど見かけない待遇です。

お店の環境、コンセプト、集客力を知る

長く働くため、そして稼ぐためには、お店の雰囲気と集客力が欠かせません。

お店のコンセプトと客層

内装とコンセプト

求人情報に店内の写真を掲載しているお店があります。お店の内装が清潔感があるか、豪華か、またコンセプトが「高級志向」なのか「カジュアル」なのかをチェックしましょう。

自分の年齢や個性が、そのお店のコンセプトに合うか想像することが大切です。

在籍ホストの系統と人数

在籍ホストの平均年齢を見て、同世代のホストがどれくらいいるのか確認しましょう。また、自分が未経験者の場合、そのお店に在籍しているホストの未経験スタートの割合を確認するのも重要です。

在籍人数は集客力とライバルの多さを示すため、事前に確認し、体験入店時など実際にその目でチェックしましょう。直接担当者に「現在何人くらいホストがいるか」聞くのも良いです。

集客力とグループの規模

大手グループか独立店(個人店)か

大手グループは、メディア露出や広告に力を入れているため、集客力が安定している傾向があります。未経験者でもお客様に出会えるチャンスが多いです。また、新規出店が多く、自分の実力が認められれば新規店の運営を任せてもらえる可能性もあります。

独立店(個人店)は、アットホームな雰囲気や独自のコンセプトが魅力ですが、集客力はグループ店に劣る場合があります。気軽に始めるには最適ですが、トップクラスのホストを目指すにはやや不向きな可能性があります。

体験入店に関する重要事項

働くお店を最終的に決める前に、必ず体験入店で各店の実態を確認しましょう。体験入店に関する情報も求人情報でチェックできます。

友達と一緒に行ける?

1人で体験入店するのが不安な場合や、ホストに興味がある友達がいる場合は「友達と応募OK」の記載があるか確認しましょう。2名以上で体験入店したい場合は「何人までOKか」も合わせて確認を。

体験入店は複数回できる?

体験入店は原則的に1回ですが、お店のことをもっと知ってもらうために複数回を許可しているお店もあります。集客や出勤しているホストは日によって違うので慎重にお店を選びたいならば体験入店が複数回できるお店の方がオススメです。

体験入店は何時間?終電前に帰れる?

長くても体験入店は5時間ほど。最近では2~3時間のお店が増えていてほとんどのお店で終電前の帰宅が可能です。絶対に終電を逃したくない場合は事前にその旨を伝えておきましょう。

体験料はいくらもらえる?

各店・各地域でことなりますが日給で5,000円〜15,000円程度が相場です。高すぎる場合は、何かしらの条件がありますがどういった条件かは求人情報には書かれていないことがほとんどです。あまり金額の高さだけに注目しない方が本当に自分に合ったお店に出会える可能性が高まります。

体験料は即日もらえる?

ほとんどの場合、即日手渡しされます。求人情報に書かれていない場合でもたいていは即日ですが、チェックしておくと安心です。また、即日と入店後の2回に分けて支給される場合もあります。

体験入店に必要なものは?

求人情報に書かれている場合はその書類や持ち物を持参しましょう。当然ながら忘れた場合に体験入店できなくなる可能性があります。特に書かれていなくても顔写真付きの身分証明書(年齢確認のため)は必須です。逆に身分証を確認しないお店があった場合はそちらの方が危険(違法営業)な可能性が高いです。。

まとめ:求人情報は「あなた自身」で価値を見極めることが成功の鍵

ホストクラブの求人情報には、魅力的な言葉が溢れていますが、本当に重要なのは、その言葉の裏にある「具体的なシステム」と「職場の実態」です。

未経験者にとって最も大切なことは、「基本給が保証される期間と条件」そして「教育・研修制度」がどれだけ手厚いかを見極めることです。稼げるホストになるには、正しい指導と安定した生活基盤が不可欠だからです。

成功へのチェックリスト

  • 給与: 保証期間、歩合の割合、天引き項目を具体的に把握したか?
  • 環境: 寮や送りなど、生活を支えるサポート体制が整っているか?
  • 雰囲気: 理想のホスト像を見つけられる、健全で活気のあるお店か?

求人情報を徹底的にチェックした上で、必ず「体験入店」を利用し、自分の目で確かめること。これが、あなたがホストとして輝き、目標とする収入を実現するための、失敗しない最初の一歩となります。

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