2杯目「性癖」
ⓒごとうにも/えぶりでいホスト製作委員会
◇キャスト◇
コーイチ:下野紘
ハジメ:八代拓
リョーイチ:畠中祐
センイチ:岡本信彦
公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/everydayhost/
人気アニメ『えぶりでいホスト』からホスト業界について学びましょう。今回取り扱う内容はホストの営業方法(接客方法)などです。
NT系ホストとは(0:53~)
なるほどとたしかにの2種の相槌を駆使して接客する方法です。ホスト業界では聞かない用語で、恐らく造語でしょう。某ロボットアニメのオマージュ?
元サラリーマンのホスト、一(ハジメ)はまだトーク力が無いので自分から積極的に話題を振って会話を盛り上げることができません。
おしゃべり好きなお客様であれば問題ありませんが、このような接客しかできないホストを指名してくれるお客様は多くありません。
女性は「共感」と「同意」に価値を感じる傾向があるのでこの相槌を打つ行動自体にはちゃんとメリットがあります。
参考情報:女性との会話術(接客編)
トーク力を磨くにはナンパして場数を踏む(1:37~)
トーク力を磨くための方法として色恋系ホストのリョーイチが提案したのがナンパです。
ホストに限らず、芸人なども度胸試しの一環としてナンパを行うことがあります。
初対面の女性に何をしたら興味を持ってもらえるのか、試行錯誤を繰り返せば確かにトーク力・対応力は上がるでしょう。
問題があるとすれば、しつこいナンパは条例違反で通報される恐れがあります。また、ホストの場合はそのままお店に連れて行くと違法な客引きとみなされる場合があります。
その場ではホストとしてではなく、あくまで一人の男性として接し、連絡先を交換して改めてお店に呼ぶのが賢明です。
オラオラ系ホスト センイチ(1:48~)
ホストクラブ「CLUB☆ONE」のNo.3ホストであるセンイチはオラオラ系。オラオラとは強引または強気な態度を表す俗語で、その語源は関西のセレクトショップだったり、某人気漫画だったり、韓国語だったり、ゲイ用語だったりと様々です。
ホスト業界にはオラオラ営業と呼ばれる接客方法があります。オラオラ営業はお客様に対して高圧的・支配的な態度を取り、ホストがあらゆる面で主導権を握る接客方法です。オラオラ営業ではホストがお客様にシャンパンをおねだりするようなことはしません。ちゃんと同意を得ず、ほぼ半強制で注文してしまいます。
オラオラ営業は、一般的な接客業ではもちろんのこと、ホストクラブにおいてもかなり難易度の高い方法です。劇中でも触れられていますが「お客様によって異なる求めるファンタジー」を見極める必要があります。
センイチの接客は厳密にはオラオラ営業ではありません。単に2次元にしか興味がなく、女性に触れられることを嫌っているため、オラオラ営業のように見えるだけです。この2話におけるセンイチの行動はほぼ接客ではありません(笑)。
営業後の食事(2:37~)
営業終わりに一とセンイチがラーメン屋で食事をしています。
お客様とのデート(アフター)が無いホスト同士で営業後に食事に行くことは多々あります。稼いでいる先輩ホストと一緒ならば奢ってくれます。
こういった場でしか話せないこともあり、同じお店で働くホストたちと親睦を深めることができます。
お酒をたくさん飲んでいる上に、深夜のラーメンですので体重管理に気を配らないとあっという間に太ってしまいます。顔はカッコイイのに体系は…、と言うのはホストのあるあるです。



